そうだ、ひな祭りに桃の花を生けよう!ひな祭りのお花の生け方のコツを紹介!
ひな祭りといえば桃の花ですね!
今回はひな祭りの花の生け方をご紹介します。
内容
どこで買う?どう選ぶ?ひな祭り向けのお花
慣れていないと花屋にお花を買いに行くって結構ハードル高いと思いませんか??
値札が付いていないお花があったり、勝手に手にとって見ていいのか分からなかったりしますよね(普通のお花屋さんでは勝手に触らない方がいいと思います!)。
そんな時はスーパーのお花でもいいんです。
ひな祭りが近づいてくるとスーパーの花売り場にひな祭り用のお花が売っていると思いますよ。
今回私がスーパーで買ったのはひな祭りセット税込550円ぐらいでした↓↓
桃の花(細い枝3本、太い枝1本)
菜の花
スプレーマム(洋菊)
スターチス(紫)
スーパーで買えるひな祭りセットは大体、桃の花、春らしい花(菜の花やチューリップ)、その他の花(今回はスプレーマムとスターチス)ということが多いと思います。
花屋さんで買われる際も同じように、『桃の花+春らしい花+彩りを加える花』というように買うといいでしょう。
花を選ぶポイントとしては一言で言えば元気そうなもの!
基本野菜と同じようにハリツヤがあるものです。
また、花は咲ききってしまっているものよりも咲きかけているものの方が長く楽しめますし、持ち帰りや生けている間に花びらが痛んでしまうということが少なくなります。
なお、桃の花の枝はけっこう堅いので、出来ればあまり太い枝が入っていないものがおススメです。
桃の花を生けるコツ
桃の花は今回の主役です。
桃の花一つ一つは小さい花なので、短く使ってしまうと桃の花らしさが伝わりにくくなってしまいます。
ある程度の長さのものを使うことで主役としての桃の存在感が楽しめる作品になりますよ。
今回の桃の花はどれも同じぐらいの長さでしたので、長短を付けるために切り分けました。
桃の花のように枝が硬いものは、剣山に留まりやすくするために斜めに切ってください。
太い枝は更に切り口に切り込みを1,2回入れて下さい(写真は2回、十文字に切り込みを入れたところ)。
斜めに切り口を入れ、切り込みを入れることで、水揚がりと花持ちもよくなります。
こちらが桃の花を生けたところです。
長短を付け、前後左右に広がりを持たせて生けると立体感が出ます。
正面から見たところ
横から見たところ
菜の花を生けるコツ
次に春の代表的なお花、また和の雰囲気がある花である菜の花を生けます。今回の準主役といったところですね。
菜の花の茎は太いけど柔らかく、飾っている間にも成長して伸びたり曲がったりしやすいことが特徴です。
長いものを生けると成長して形崩れしやすく、また主役の桃の花を引き立てるためにも、今回の菜の花は短めに使いました。
菜の花を生けたところです。
菜の花の茎も2回切って、3本の菜の花として使用しています(写真の状態で3本入っています)。
花は1つしかついていないので2本は葉っぱだけです。今回のひな祭りセットは葉っぱが少なかったため、菜の花の葉っぱだけでも使用していますが、花材が十分あれば使用しなくて大丈夫です。
その他の花を生けるコツ
今回のひな祭りセットで、残った花はスプレーマムとスターチスです。
これらの花はあまり季節感がなく和の雰囲気もないため、名もない脇役・エキストラ的な役どころです。
それぞれの花を主張させるのではなく、主役(桃の花)と準主役(菜の花)が引き立つように、作品の下部に肉付けするようなイメージで生けていきましょう。
もちろんこちらも必要に応じて切り分けて使用してくださいね。
スプレーマムとスターチスを生けて、雛人形(ちいさっ!)を置いたら完成です!
まとめ
どこで買う?どう選ぶ?ひな祭り向けのお花
・スーパーではひな祭り用のお花セットを買う
・花屋さんでは『桃の花+春らしい花+彩りを加える花』を買う
・ハリツヤがあり元気そうなもの
・花が咲ききっておらず花が咲きかけのもの
桃の花を生けるコツ
・切り口を斜めに切り、太い枝はさらに切り口に切り込みを入れる
・長い枝は切り分けて生ける
・長さに長短を付け、前後左右に広がりをもたせて生ける
菜の花を生けるコツ
・飾っている間に成長して形が変わりやすいので短めに使う
・切り分けて葉のみで使ってもよい
その他の花を生けるコツ
・桃の花と菜の花が引き立つように、作品の下部を肉付けするように生ける
最後までご覧頂きありがとうございました!
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